忘年会シーズン到来

京急川崎、JR川崎、川崎区本町地区にお住まいの皆さん!

おはようございます!

今年ももう12月。

そろそろ皆さん忘年会で忙しいのではないでしょうか?(笑)

という事で今日は、「血中アルコール濃度」についてお話しします。

「血中アルコール濃度」とは、飲酒して消化管から吸収されたアルコールが血中に移行した状態の濃度で、酔いの程度を決めるものです。

アルコールを摂取するとわずかに口腔や食道の粘膜から吸収されるものの、胃で25%、残りの大部分が小腸で吸収されます。

吸収されるとほぼ全量血中に入るため、摂取したアルコール量や濃度が血中アルコール濃度に影響することになります。

しかしそれだけでなく、身体的な条件も関係してきます。

胃ではアルコール吸収速度は遅く、小腸では早いため、胃切除後ではアルコールが早期に小腸に達して吸収されることによって、血中濃度の上昇が速くなります。

また胃内に食物があるような状況では吸収が遅くなります。

アルコールの中枢神経への作用は血中濃度によって決まるため、酔いの程度も血中濃度と相関します。

血中濃度(%)が「0.02~0.04:爽快期」「0.05~0.10:ほろ酔い期」「0.11~0.15:酩酊初期」「0.16~0.30:酩酊極期」「0.31~0.40:泥酔期」「0.41~:昏睡期」というのが血中濃度と酔いの程度の目安です。

標準的には日本酒3合程度飲酒すると酩酊初期になり、まともに歩けなくなって嘔気や嘔吐も出現するとされます。

またこの血中濃度(%)を5倍した数字がほぼ呼気中濃度(mg/L)となります。

「お酒は飲んでも飲まれるな!」ですね!

楽しい忘年会で今年を締めくくりましょう!!

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